パソコンは便利な一方で、思わぬ事故や不具合に見舞われることがあります。今回は自分が実際に経験したノートPCやデスクトップPCでのトラブル事例をまとめました。これから同じような状況に直面する方の参考になれば幸いです。
ノートPCでの事故・不具合
ノートパソコンもの挟み事故(メーカー忘れ)

移動の合間に焦って操作し、USBーA端子を挟んで閉じてしまい、結果的にパソコンに致命的なダメージを与えてしまった事例です。液晶画面が思いっきり割れました。特に短時間で移動を繰り返し、頻繁に開け閉めをする状況では注意が必要です。ノートPCを閉じる前には、USB端子を操作していないか、キーボードの上に物が置かれていないかを確認する習慣をつけたいところです。
キーボードのキー外れ事故(hpノートPC)

通常使用中に「T」キーが外れてしまった事例です。経年劣化が原因と考えられます。hp製のノートPCの場合、一度キーが外れると再装着ができず、最終的にはPC本体の交換しか方法がありませんでした。
マザーボード破損事故(hpノートPC)
数週間前からPCの調子が悪く、多くのソフトを同時に開くと突然ブルースクリーンとメモリエラー(BIOS画面)が表示され、強制終了していました。当初はソフトウェアの問題やメモリー不足を疑っていましたが、ある日突然、ブルースクリーンもなく液晶がアナログテレビの砂嵐のような画面になり、その後は起動しても液晶が反応せず、電源ボタンは点灯するもののファンが高速回転するだけに。放電処理(電源ボタン長押し)を試しましたが改善せず、マザーボードの原因ではあるが詳細の原因特定と修復はできませんでした。
ノートPC起動不具合(DellノートPC)

※今までhpノートを使っていましたが、Dellに乗り換えました。
バッテリー残量が十分にあるにもかかわらず、PCが起動しないことがありました。電源アダプターに接続するか、放電処理(電源ボタンを30〜60秒長押し)を行うことで解決することができました。
デスクトップPCでの不具合
自作PC 突然電源OFF不具合

自作PCを組み立てた際に発生したトラブルです。ブルースクリーンも表示されず、突然電源が落ちる症状が続きました。最初はマザーボードを疑いましたが、交換しても改善せず。CPU温度も異常上昇が見られなかったため、電源ユニットを交換したところ症状が解消しました。調査したところ、購入した電源ユニットの初期不良が原因だったことが判明しました。
BTOパソコンのデータ移行不具合

メインのSSDの寿命が近づいたため、メインのSSDからサブのHDD(4TB)へ、そこから新しいSSD(1TB)へデータ移行を行いました。(すぐにSSDが用意できなかったため一旦HDDに移動しました)
2015年頃は一部の無料ソフトでも対応できましたが、現在はソフトの多くが有料化されており、今回は無料の「Clonezilla」を使用。しかしClonezillaでは「移行後のパーティションは移行前より大きくなければならない」という制約があり、結果的にHDDからSSDへの移行ができませんでした。結局、今後のことも考えてPC自体がWindows 11非対応だったこともあり、移行を断念。初めから有料の専用ツールを利用すればよかったと後悔しています。
まとめ
パソコンのトラブルは突然発生し、原因の特定や対処が難しいことも多いです。日頃からバックアップを取る、正しい取り扱いを心がけるなど、予防も重要だと痛感しました。この記事が皆さんのPCライフを少しでも安全・快適にするきっかけになれば嬉しいです。
写真クレジット
Photos by Ahmed, Zulfugar Karimov, Martin Hrtánek, Erik Gazi, and 1Click on Unsplash
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